40年以上前の話です。
私が洋楽に興味を持ち始めた中学2年生の頃(1976年)、初めて買った洋楽のシングルレコード(懐かしいっ!)は、世界的に有名なスウェーデン出身のポップ音楽グループABBA (アバ)のあの名曲『ダンシング・クイーン』でした。
確かその昔宮原駅東口駅ロータリー内にあった「栄真堂さん」(レコード屋さんの名前です。
漢字が間違ってたらごめんなさい)で購入しました。
キャンディーズ一辺倒(笑)だった私が洋楽ファンになるきっかけは間違いなくABBAでした。
透き通るような美しい歌声とハーモニーが子供の頃の私にはあまりにも衝撃的で、貪るように何度も何度も繰り返し聴いていました。『ダンシング・クイーン』、流行ってましたよねー!
そんなABBAの楽曲が全編に散りばめられた映画『マンマミーア ! ヒア・ウィー・ゴー』が8月24日から日本公開。
前作『マンマミーア !』はブロードウェイの大ヒットミュージカル『マンマ・ミーア !』を映画化し世界中で大ヒット、今作はその続編です。
≪会ったことがない自分の父を結婚式に呼びたいと願う娘が、母に内緒で当時の母の彼氏を招待…でも当時の母は同時に3人の男性と付き合っていたらしく、3人とも同時に招待してしまった!≫という前作は何とも奇想天外?!ストーリーでしたが、大好きなABBAの楽曲がたくさん流れるミュージカル映画の続編ですから、それはそれは楽しみでなりません。
前作・今作ともに出演者は豪華の一言。アカデミー賞常連の大女優メリル・ストリープを始め、「007シリーズ」でジェームズボンドを演じたピアース・ブロスナン、「英国王のスピーチ」「キングスマン」でお馴染みのコリン・ファースら。
中でも、前作でメジャーデビューを果たしたアマンダ・サイフリッド(メリル・ストリープの娘役)の歌唱力が何とも素晴らしく、私のお気に入りの女優さんのひとりになりました。
彼女は後に『レ・ミゼラブル(2012年公開)』でコゼット役を射止め、大スターの道を歩み始めました。
よみうりシネマ倶楽部でも『親愛なる君へ(2012年上映)』『クーパー家の晩餐会(2016年上映)』『パパが遺した物語2017年上映)』にも主演(出演)してましたね。
ABBAが大ヒットを飛ばし私が洋楽に目覚めた1970年代は、クイーンやKISS、イーグルス、ベイシティローラーズなど、個性的で華やかなスーパーバンドが活躍した時代です。
KISSはメンバーが70歳近いのに今もなおバリバリの現役。素晴らしいことです。
しかし残念なことにクイーンのボーカリストであるフレディ・マーキュリーが1991年に若くしてこの世を去り(涙)、イーグルスのリーダーのグレン・フライも一昨年他界しました(涙)。
そんな中、≪本年11月に伝説の英ロックバンド「クイーン」の物語を描いた『ボヘミアン・ラプソディ』の日本公開決定!≫とのニュースが入ってきました。
マンマミーア!と同様に、クイーンの数々の名曲にもまた映画館で逢えるのですね!映画の神様に感謝です。
ABBAの話に戻ります。
1982年に解散してからすっかり消息不明?だったABBAが約36年ぶりに4人でスタジオ入りし、新曲2曲のレコーディングを行ったそうです。
12月にはテレビ番組でその新曲が披露されるとのこと。
36年ぶりに初恋の人と再会できるような気持ちで今からワクワクしています。
あっ!その前に『マンマミーア! ヒア・ウィー・ゴー』、観に行かなきゃ。
Here We Go !