最近ずーっと働き詰めで、身も心も少し疲れ気味。そんな中、リフレッシュのために久々に手に取ったDVDが「グリーンマイル」。
日本では2000年に封切られたスティーヴン・キング原作、トム・ハンクス主演の映画です。世の中のひとの悩みや心の痛みを吸い取り消し去ってしまう不思議な力を持った囚人と看守の話です。
決してファンタジックという一言では片付けたくない、世の中の矛盾や善悪を真正面から倫理的視点で捉えたメーセッジ性の強い、意義深いエンターテイメント作品。観た後に心が洗われた、救われた、そんな思いにさせてくれる傑作です。
それにしても、名優トム・ハンクス出演作品はその強烈な存在感からか、印象的なものが多いですね。
デンゼル・ワシントンと共演し正義の弁護士を演じた名作「フィラデルフィア('93)」、メグ・ライアンと共演の「ユー・ガット・メール('98)」も素敵でした。
ハラハラドキドキそして感動の「アポロ13('95)」、キリスト教のタブーを描いた「ダヴィンチ・コード('06)」、ノルマンディ上陸作戦の「プライベート・ライアン('98)」、空港で独りぼっちで取り残された「ターミナル('04)」。最近では「ブリッジ・オブ・スパイ('15 )」・・・まだまだあります。
でもやっぱり私のNo. 1は「フォレスト・ガンプ/一期一会('94)」。お墓の中まで持って行きたい映画のひとつです。今日は内容は語りませんが、まだの方はぜひ観てくださいね!満足度200%です。
ところで、この映画「フォレスト・ガンプ」のテーマレストランがあるってご存知ですか?
その名は「ババ・ガンプ・シュリンプ」。
日本では2001年の大阪USJ開業と同時に目の前に1号店がオープン(もちろんすぐに行きました)。後に東京に進出し、現在は東京ドームシティのラクーア内、豊洲アーバンドック内にも出店しています。
映画の中で、ベトナム戦争で共に戦った親友ババの遺志を継いで主人公フォレストが帰国後創業したエビ釣り漁船の会社がババ・ガンプ・シュリンプ・カンパニー。
映画の設定そのままに、楽しませてくれる全米で約40店を展開しているエビ料理を中心としたシーフードレストランです。
約20年前に家族で行ったハワイ(マウイ島)の店舗では、なんと白いパナマ帽と白いスーツを纏ったフォレスト・ガンプそっくりさんが店頭で出迎えてくれ、子供に風船で作った動物をプレゼントして楽しませてくれました。
でも一番興奮していたのは私かも!?
店名も、メニューも、店内の小物やレイアウトも映画のストーリーに沿ったものばかりで、ファンにはたまらない演出がぎっしり。
フードはもちろん美味しいのですが、「フォレスト・ガンプ」を観てから行くと2倍(いや3倍)楽しめます!
「一粒で二度美味しい」なんて、何て幸せなことでしょう。名優トム・ハンクスのおかげです。
2009年に起きた奇跡的な生還劇として知られるUSエアウェイズ1549便不時着水事故を描いた「ハドソン川の軌跡」(もちろんトム・ハンクス主演)が9月24日から日本公開。
大好物のクリント・イーストウッド監督作品なんですよね。妻と子供に先を越されました。急いで行かなくちゃ。