· 

君の瞳に恋してる

いつもご愛読ありがとうございます。読売センター宮原の柳浦です。今日は紙面リニューアルを機に、柄にもなく筆をとってみました。よろしければ少しだけお付き合いください。 

 私は子供のころから映画が大好きで、休みの日にはよく映画館に足を運んだものです。そんな私が30歳前にサラリーマンを辞め、家業である新聞販売店を継いで、まったく畑違いのジャンルである(大好きな)映画を、大切なお客様に毎月お届けし楽しんでいただけることになるとは・・・不思議なものです。仕事冥利に尽きるとはこのことですね。 

『よみうりシネマ倶楽部』を大宮の読売センターの所長仲間たちと立ち上げてはや15年、上映日数は本年1月で172日目を数えます。毎月星の数ほどあるタイトルの中から、素晴らしい作品をお届けしたいという一心でセレクトしていますが、振り返ってみればかなり私の個人的な思い入れや偏りが入っているかもしれませんね。上映作品はみな思い出深いものばかりですが、そんな中でもいくつか忘れ難い印象深い作品があります。 

次回2月によみうりシネマ倶楽部で上映予定の「ジャージー・ボーイズ」もそんな私の中での大切な作品のひとつです。 

1980年代にボーイズタウンギャングの「君の瞳に恋してる(Can't Take My Eyes Off You )」という曲が大ヒットしました。ご存知ですか?メロディを聴けば「あっ!聴いたことある!」ってぐらいに有名な曲です。私が学校を卒業して丁度社会人になったばかり、世に言うバブルが花開いたころの伝説的大ヒット曲です。あの当時はよくディスコでかかって皆ノリノリで踊ってた・・・そんな時代を代表する曲です。 

 

でもこの楽曲は実はリメイクで、オリジナルは1960年代の伝説的米ポップグループ「フォー・シーズンズ」のヴォーカル、フランキー・ヴァリが歌っていたこと、そして「この名曲が誕生するまでにこんなに、こんなに感動的なストーリーがあったのか…」を私に教えてくれたのがこの「ジャージー・ボーイズ」という作品です。涙が止まりませんでした、ホントに。 

 

原作はブロードウェイの大ヒットミュージカル(2004年~)ですから、私が気付くのが遅すぎたぐらい。また、あの大好きなクリント・イーストウッド監督にしてやられました、クリントは85歳ですよ!凄いっ!私が2014年に私が映画館で鑑賞した作品の中で、間違いなくベスト!そう自信を持ってお届けできる作品です。 

まだまだいっぱい書きたいことが・・・今日はこの辺で。